前回のつづき・・・イロイロ | 私とともに、私たちとともに! | 本当に忙しい一週間が過ぎ、すこしホッとしています。前回のブログで書きましたように、二つの神学校で合わせて三つのクラスがあり、また教団の教役者研修会で四回のご奉仕がありました。いずれも、オンラインでした。
忙しかったのですが、それでも、私たちの間にご臨在していてくださるご聖霊をできる限り意識しながら、奉仕し、歩ませていただきました。結果としては、本当に感謝で、いろいろな発見ができたと言えるでしょう。まだ、私にとって未知の領域ですが、これからも、教会(私たち)の間に臨在(内住)していてくださるご聖霊を意識し、再発見していきたいと思います。
そしてもちろん、サイズはいろいろですが、いろいろであっても、クリスチャンの交わりの中で共にいてくださるご聖霊を覚えていきたいと思います。クリスチャンの交わり、また教会は、一方ではとても人間的ですが、他方で確かに聖霊的です。この霊的事実を見つめていきたいと思います。
まだまだ、頭で考え、悟ったつもりでいて、実はまだよく分かっていなかったことってありますね。。。これからも教えられていきたいですね。
きょうは、DVD「(一日ディボーション研修):全三巻」をダビングして、6人分準備しました。ラベル印刷はできるだろうかと少し心配でしたが、印刷機がよくやってくれました。少し大変になった時、途中でお祈りしました。
そして感謝ですね。お祈りしていたら、このDVDの真の目的が思い起こされ、交わりの間に内住していてくださるご聖霊の助けを感じました。
大変だ、大変だ、ではなく、感謝しながら、すべて終えることができました。
「あなたのディボーションのために」の連載の8月号用の原稿準備を始めました。それから、次の連載(?)を考えていますので、そのテーマについて考えていることを少し書き出してみました。
コロナ禍にありますが、毎月一回やっていますHDYK(ヘブル語で伝道者の書を読む会)を他の牧師さんたちと楽しくやることができました。
いろいろ忙しい毎日ですが、神様とともにおれることを感謝いたします。ハレルヤ! | 2021-06-21 20:39:26[投稿番号:211] |
最近教えられ、考えていること! | 教会に内住・臨在される聖霊 | ペンテコステ礼拝がまだ続いています。来週で5回目になる予定です。クリスマスも一か月かけて準備し、レントからイースターも45日かけますから、ペンテコステも一か月位かけてもいいのではないでしょうか。
先週までは、どちらかというと「聖霊と私・・・内住の聖霊を意識する!」というテーマでした。しかし今週と来週は、「聖霊と私たち・・・教会に内住しておられる聖霊を意識する!」です。
準備をしながら強く感じさせられたことがあります。それは、個人的に私の心に内住していてくださるご聖霊を思うことが素晴らしいなら、私たち教会に臨在し、内住していてくださるご聖霊を思うことも素晴らしいのではないか、ということです。
これまで、なんどもこのことについては学び、考え、語ってきましたが、今回はそれ以上です。私の心におられるご聖霊を意識するのと同じように、教会のただなかにおられる聖霊を意識し続けていきたいと思っています。
例えば、1コリント3:16、12:13などを読んで確認してみてください。
今週は、オンラインで神学校の三つのクラスがありました(月と火)。そしてまた、きょうからオンラインですが、教団の教役者会プラス研修会があります。それを経験しながら、交わりの規模はいろいろですが、どの交わりも、ある意味で教会であり、聖霊はこの中に、間に、臨在し、内住していてくださるということです。
まだまだ、「意識する!」ことは小さく、不十分であると思いますが、それぞれの場で、間におられる内住の御霊を意識するようにしています。何か、特別な変化はありませんが、それでも、恐れとか、聖さとか、喜び、平安を感じます。
クリスチャンたちが二人か三人、イエス様のみ名で集まるところにイエス様がおられるとありますが、実は、ご聖霊も、そこに内住していてくださるのです。これを思うと大きな励ましになります。
「こうして教会は、ユダヤ、ガリラヤ、サマリヤの全地にわたり築き上げられて平安を保ち、主を恐れかしこみ、聖霊に励まされて前進し続けたので、信者の数が増えて行った」(使徒9:31)。
パラクレートス(助け主)である聖霊は、教会と共におられて、教会をいつも、パラクレーシス(励まし、慰め、導き、助け、教え・・・)していてくださいます。ハレルヤ! | 2021-06-15 21:44:36[投稿番号:210] |
最近読んだ本から・・・ | ケン・シゲマツ著『魂のサバイバルガイド」 | 最近は書いたりすることが多くなり、なかなか本を注文して読む時がありませんでしたが、ケン・シゲマツ著『魂のサバイバルガイド』を読むことができました。とてもよい本で、教えられることがたくさんありました。皆さんにも、お薦めしたいと思います。
本書は、ある意味で、同著者の『賢者の生活リズム』の続きのようで、現代社会のただ中でどのようにスピリチュアルな生活を始め、また築いて行ったらよいのかについて、多くの知恵や模範やストーリーから学ぶことができます。
『賢者の生活リズム』はどちらかというと、より広く、重要なほとんどの関係をもう一度点検し、スピリチュアルな成長に向かって不可欠な「トレリス」を教えていると言えますが、本書は、私たちの心や人生にある二つのアダム(達成を求めるアダムと魂を求めるアダム)を対比させたり、並置させたり、またさらに、両者のふさわしい統合を求めたりしながら、真にバランスのとれた霊性を追求し、私たちに真の霊性を教えていると言えます。
最終的に、あなたは何を求めて生きていきたいのか、それは本当に神様の前に、また自分自身にとって、ふさわしい道なのか。土台は何か、ゴールは何か。真にスピリチュアルに生きる生き方が問われる書であると言えます。
教えられたことの一つは、今週の礼拝メッセージでも引用しましたが、自分の子どもに何を求めるかということに関して、著者は、「創造者である神と親しい関係に目覚めることができるかどうかです」(245頁)と書いています。
これは、私も、非常に共鳴した個所です。もちろん私も、自分の子どもたちが、また孫たちが、元気で育っていくことを願っています。また、この社会で、世界で、与えられている賜物を用いて、それなりの生活をしていくことを願っています。もちろん、神様を信じる信仰をもちつづけてくれることを祈っています。しかし、それだけでは満足しないし、私の究極の祈りではないと言えます。子どもたちが、どこに行こうと、何をしようと、自分が神様によって造られ、生かされていることを知り、この愛のお方との交わりの素晴らしさを発見し、感じつつ、歩んでもらいたい。これが、私の究極の遺言でもあると言えるでしょう。
本書をおすすめします。ハレルヤ! | 2021-06-10 21:04:54[投稿番号:209] |
「内住の聖霊」を意識する! | ペンテコステ・メッセージから | きょうは、久しぶりに(?)東海聖書神学塾の礼拝でご奉仕をさせていただいた。ペンテコステ礼拝の後でもあるし、私が説教させていただくことは、ご聖霊のことしかないと思って、稲沢教会の礼拝メッセージ(5月23日)と同じテーマでメッセージをさせていただいた。
なにせ、時間は、20分しかないので、大切なみことばとその簡単な説明で、あっという間に20分以上が過ぎてしまった。ただの学びではなく、礼拝になるようにと願って奉仕させていただいたが、どうであったか??・・・祈るばかり!
礼拝奉仕の前に、メッセージのイントロを準備しながら確認をした。クリスマスは待降節があるので約一か月ほど前から準備する。十字架と復活の準備も、レントがあって、約1か月半の準備をしていく。しかし、しかしである。ペンテコステ(礼拝)の準備は、どうなっているだろうか。また、教会歴としてどれくらい準備しているだろうか。
この点でも、三位一体を信じていると言っても、現実には、二位一体のままになっているかもしれないと考えた。本当にご聖霊を信じ、ご聖霊が分かってくると、三位一体論もイキイキしてしてくるのではないか。だから、今年のペンテコステも強調していきたい。
ちなみに、稲沢教会に遣わされて4年目になるが、過去の3年間(4回のペンテコステ)をどのように過ごしてきたか、礼拝メッセージの資料で確認してみた。なんと、それぞれ、毎回、ペンテコステ礼拝の前後に、4週の礼拝において、「ご聖霊」について、連続で礼拝メッセージをさせていただいていることが分かった。すっかり忘れていただったので、このことを知って、びっくりした。
たぶん、今年も、三回か四回、ご聖霊に関わるメッセージをさせていただくことになるだろう(30日に、2回目は終わった)。なぜなら、ご聖霊は、この地に残されている私たちにとっては、「益」であるお方であるから(ヨハネ16章)。私たちの信仰生活や教会生活にこれほど、身近な神様はおられないから!
今年もハレルヤ! | 2021-06-01 20:33:50[投稿番号:208] |
今朝のディボーションで教えられたこと | 創世記31章13節「わたしはあのベテルの神だ」 | 最近は、朝のディボーションで、ずっと創世記を読んでいます。1章ずつ読むようにしていますが、ディボーションの限られた時間の中で1章読むのはかなりきつい、長いと思う場合があります。
きょうの箇所も長かったのですが(55節も)、途中の16節で止めました。それは、13節のみことばが凄かったからです。2017訳では、「わたしは、あのベテルの神だ」となっています。第三版は、「わたしはベテルの神」、他の英訳(例えば、NIV)は、「 I am the God of Bethel」などです。注目したのは、2017訳(だけ)にある「あの」です。
実は、ここは、ヘブル語の文法で言うと「合成形:Construct」なので、「神(エール)」の前に「冠詞(英語で言うとthe)」が置けないはずです。ところが、原文で「神」の前に冠詞があって、英語で言うと「the God」になっているのです。おそらく、例外的に、または標準的な文法を超え、あえて冠詞がつけられた可能性があります。つまり、ある種の強調のゆえに、「あの」をつけ、「わたしは、あのぺテルの神」と訳されたのではないかと推測します。13節を直訳しますと、「このわたしは、ベテルのあの神である!」となります。
ヤコブは、兄のエサウから殺されることを恐れ、家から逃げ出し、東の国に住む伯父さん(ラバン)の家に向かう旅の途中で、不思議な経験をしました。ここが、ベテルでした。神様は、この時から14年以上経っていましたが、この時の出来事を思い起こさせ、「このわたしは、ベテルのあの神である!」と言って、ヤコブに語りかけられたのです。
この時、ヤコブはどれほど大きな励ましを経験したことでしょうか。こうして彼は、14年以上前に、旅の途中の経験した出来事を思い起こし、もう一度自分の家に戻る決心をしたのです。
御言葉を読み、味わいながら、私自身にも与えられたかつての神様からの語りかけなどを思い起こすことができました。約50年前の神様の語りかけ(救いの経験)や約35年前の神様の語りかけ(留学すること)などです。神様は、ヤコブ自身と、ヤコブに約束されたことをはっきりと覚えておられ、ヤコブに「時」が来たことを知らされました。ここから、神様の変わらないご真実とあわれみを覚えますが、それはまた、私自身にも変わらず注がれている恵みであることを深く覚えることができました。「このわたしは、あのベテルの神である!」ハレルヤ! | 2021-05-25 20:29:06[投稿番号:207] |
ペンテコステを迎える! | 今、考えていること、していること | 今度の主日礼拝はペンテコステ!どこから礼拝メッセージをさせていただこうかと先週からいろいろ考えてきました。初めは、旧約聖書に出ている聖霊で、新約時代以降の私たちにとって最も関わりのある箇所の一つ、エゼキエル書36章からメッセージをと考えていましたが、これを変更して、もっとも単純に、ご聖霊の基本に戻ることにしました。私自身にとっても、また教会の兄姉にとっても、まずご聖霊の基本に戻ることが必要ではないかと思ったからです。説教題は、まだどうなるか最終決定していませんが、内容の中心は、「内住の聖霊を意識する」ということになるでしょうか。
毎日の生活の中で、「臨在の神様」を断続的に意識することは毎日の私自身の究極の課題ですが、このことと「内住の聖霊」を毎日意識することは一つ、または、その入り口になると言っていいでしょう。ここから、礼拝、再献身、満たし、喜び、従順が出てきます。
たいてい、ペンテコステの時期には、2、3回、ご聖霊についてのメッセージをさせていただいていますが、再来週は、たぶん、ルカの福音書における「聖霊とイエス様」についてお話しをさせていただければと考えております(また、変わるかもしれませんが)。とにかく、毎年、クリスマス→イースター→ペンテコステがあるのは嬉しいですね。本当に、感謝ですし、教えられます。信仰がまた吟味され、新しくされます。ハレルヤ!
今、していることは、少し遅れていましたG.Fee先生の本の翻訳(抄訳、要約)を続けています。あと30頁位です。Fee先生のことを思い浮かべながら、ご聖霊のことについて考えられるので感謝です!
また、三つの『読書会』は、『ジャンルとしての手紙』が終わりましたので、来週から『ジャンルとしての旧約のナラティブ』に入ります。これも、ただの読書会ではなく、私もいろいろ教えられながら、交わりを楽しみながら、会を進めて行けるのでうれしいです。
6月14日から17日まで、今年はオンラインですが、教団の教役者研修会があり、『ジャンルを大切にして・・・』を使って、四回(4×70)の学び会を導くように頼まれていますので、これも準備をしています。
以前から、「現在的な預言運動、聖霊運動」について、何か書くべきか、いろいろと考えているところです。材料はあるのですが、これが、本当に他の兄姉に役に立つものか、私が書いてよいのか、なお吟味し、祈り続け考えています。本当に役に立つと思われるのでしたら、皆さんのご意見もお寄せください(→メールでお願いします)。
毎週火曜日は、セミナリーです。午前はCBSで、午後は東海聖書神学塾で教えています。すべてオンラインです。たくさんの神学生にオンラインでヘブル語を教えることは大変です。初めは少し悩みましたが、これにも少し慣れてきました。二つの神学校でのクラスを終え、最後に、4時30分から、50分間(一年かけて)聖霊論のクラスがあります。このクラスの初めは、ほとんどいつも、息が切れ、クタクタの状態ですが、ご聖霊のことについて考え、お話しをさせていただいていますと、別のところから力があたえられるのか、全く新しくされ、すべての疲れが吹っ飛んでしまう感じです。一年間、ご聖霊について学び、教えられていけることは感謝です。ハレルヤ!
コロナ禍にあって、しかも緊急事態宣言中で、伝道牧会の壁にぶつかって悩んでいますが、それでも、今年、一人でも救われる人が起こされるように祈っています。ハレルヤ! | 2021-05-21 07:16:38[投稿番号:206] |
『見分けることについての神学』 | ・・・現在的な預言運動について考える・・・ | 前回、会報16号の簡単な説明をしましたが、今回は、これも最近完成しました『見分けることについての神学』について説明をさせていただきます。
現在的な預言が今も継続的にあることを信じているものの、あまりにも間違った預言が多く、またその混乱や問題があることから、「預言するための神学」ではなく、「現在的な預言を見分けるための神学をめざして」というタイトルで、20年前に小論を書き始めました。約10年間、少しずつ書き続けましたが、その後の10年休んでいました。しかし、また最近、現在的な預言運動とその問題に触れるようになりましたので、以前書いてきたものをまとめ、これに結びをつけて完成することができました。
この小論が、必要とされる兄姉に届いて、用いられることを願っております。感謝いたします。以下に、内容の概略を載せたいと思います。「出版案内」にあるものと同じです。
まえがき
1章:「見分けることについて」の神学をめざして:概観(4頁)
2章:「見分けることについて」の神学をめざして:見分けることの難しさ(7頁)
*「見分けるため」の基準の実際的問題について:
3章:「見分けることについての神学」をめざして:その他の基準(9頁)
*「見分けるため」のその他の基準:
4章:「見分けることについての神学」をめざして:詳説(聖書の不思議なバランス)(10頁)
*聖書の驚くべきバランス感覚を発見する!
5章:「見分けることについての神学」をめざして:吟味の実際(システム)を考える(1:聖書の時代から)(14頁)
6章:「見分けることについての神学」をめざして:吟味の実際(システム)を考える(2:初代教会から) (17頁)
7章:「見分けることについての神学」をめざして:吟味の実際(システム)を考える(3:現代の教会の中で):「現代の聖霊運動(預言運動)について(その1):20世紀初期」(20頁)
8章:「見分けることについての神学」をめざして:吟味の実際(システム)を考える(4:現代の教会の中で:カリスマ運動)「現代の聖霊運動(預言運動)について(その2):20世紀中期以降」(24頁)
9章:「見分けることについての神学」をめざして:吟味の実際(システム)を考える(5:現代の教会の中で:カリスマ運動):「現代の聖霊運動(預言運動)について(その3):20世紀後半」(27頁)
10章:「見分けることについての神学」をめざして:Jonathan Edwardsの「真の霊性のしるし」について考える(36頁) 結びに代えて(最近の一つの預言運動について考える)(42頁)
付録1:釈義的アプローチ:「超自然的賜物(例えば預言の賜物)」は終わったのか?(44頁)
付録2:アレックス・ブキャナン著、『預言』 マルコーシュ・パブリケーション、1996年(Alex Buchanan: Prophecy, Sovereign World, 1991)(48頁)
付録3:George M. Marsden, Jonathan Edwards: a Life, Yale University, 2003 (49頁)
付録4:ジョナサン・エドワーズ著、訳:渡部謙一(葡萄の実・翻訳ミニストリー)『宗教感情論』(Jonathan Edwards: The Religious Affections, The Banner of Truth Trust, 1746)(58頁)
付録5:ビル・ハモン著、クリスチャン・インターナショナル・アジア翻訳委員会訳『預言者と個人的預言』クリスチャン・インターナショナル・アジア、1996年(Bill Hamon: Prophets and Personal Prophecy: God’s Prophetic Voice Today, Destiny Image, 1987)(74頁)
付録6:秋元パウロ著『預言―その実際と運用―』雲の間にある虹出版、1999年(78頁) | 2021-05-14 20:00:56[投稿番号:205] |
W&S会報16号ができました! | 11年ぶりに、発刊できます! | 5月の連休を使って最後の準備をすることができました。ついに、会報16号が11年ぶりに発刊できました。感謝いたします!これまでは、紙ベースのものでしたが、これからは、メールなどを使ってデータを送らせていただきます(ですから費用も掛かりませんので、無料です)。
全体で約50頁になります。必要な方はメールでご連絡ください。そのまま、送らせていただきます。ぜひ、自己紹介などお願いいたします。
それでは、会報16号の内容を簡単に紹介いたします。
今回の「会報16号」に関して、以下に簡単な説明を入れましたのでご参照ください。感謝いたします。渡辺睦夫
1)(**)ゴードン・フィー(Gordon D. Fee)の神学について学びつづけています。…今回も、大著『God’s Empowering Presence: The Holy Spirit in the Letters of Paul』のつづきです。あともう少しですが、今回は、最後の「統合の部:13章」の抄訳(要約)になります。
2)(*、**)黙示録における三位一体について(『ジャンル別新聖書解釈入門』から):御父・御子・御霊について黙示録から三位一体の神様について分かること…以前書いたもので、拙著『ジャンルを大切にして…』にも含まれています(多少の違いはあります)。新約の最後の書である黙示録を読んで、三位一体に関して何が分かるか、まとめたものです。
3)(**)「見分けることについての神学」をめざして:結び
これまでの16回の会報の中で、11回に渡って「現在的な預言運動」とそれをどのように見分けていくか、いろいろ学んで来ました。今回は、その結びとして、これまでの学びを踏まえて、一つの現在的な預言運動について考えています。
4)甘辛文献紹介(その15)
?(**、***)Karel Blei著『Oepke Noordmans: Theologian of the Holy Spirit』
本書の紹介文は長いです。これでもかなりまとめたのですが、これ以上まとめすぎると、内容が伝わらないと考え、そのまま残すことにしました。これまで紹介させていただいたことがある「ファン・ルーラー」に大きな影響を与えたと思われる神学者とその神学について書かれた本です。私としては待ちに待った本でした。
?(*、**)ケン・シゲマツ著『賢者の生活リズム』(いのちのことば社、2015年)
本書は、実践的な聖性(霊的成長)を教えるものとして、今一番おすすめしたいものです。読みやすいと思いますので、個人的にも、また教会の学び方などにも使われているとよいと思います。
?(*、**)秋元パウロ著『預言―その実際と運用―』(雲の間にある虹出版、1999年)
現在の聖霊運動、預言運動について考えるようになって、以前紹介された本書を読み直しました。特に、現在的な預言について分かりやすく、また実際的に書かれていますので、参考になると思います。
会報16号は、1か月位しましたら、ワーダン・スピリットの会の「会員資料室」に入れる予定です。こちらからも、お読みいただけます。 | 2021-05-11 19:56:35[投稿番号:204] |
連休にお薦めした本の一冊 | 『賢者の生活リズム』ケン・シゲマツ著 | 前回のブログで書きましたのように、今、会報16号の準備をしていますが、甘辛文献紹介の一書として、『忙しい人を支える賢者の生活リズム』を読んでいます。もう一度、読みながら、「これはいい!ここがいい!」と唸っています。そんなことで、連休が終わる前に、早めにブログでお薦めをすることにしました。
稲沢教会で、本書を使って読書会をしていましたが、コロナ問題で途中で止めなければならなくなり、そのままにしていました。しかし、できるだけ、早く再開したいと思っています。
本書の内容は非常に幅広く、簡単に内容の紹介はできませんが、実践的な『霊性』について学びたいと思っておられる方がいましたら、読むことをお勧めします。北米の文脈の中で書かれたものですが、今の日本の私たちにも十分に適用できる、大変教えられることの多い、完成度の高い著作と言えます。
著者は、トレリス(ツル植物に使う格子垣)を用いて、「霊的成長」に不可欠な「生活のルール(ふさわしく生きるために支え導くもの)」を、分かりやすく、順序立てて、根本的な部分から実践に至るまで教えています。安息日、祈り、聖書、信仰の友、性、家族・家庭、食べること・寝ること・運動すること、遊び、金銭の使い方、仕事、永遠に残るあり方・生き方、証伝道など・・・とにかく、私たちの生活のほとんど全部が扱われていると言ってもいいでしょう。著者は、リアルで、全人格的な霊的成長を求めていくあり方とその道を、現代の私たちに明らかにしています。本当に、教えられることの多い著書です。お薦めいたします。
一昨年の夏に、トロントにある日系諸教会から特別集会のご奉仕に招かれ、13?4年ぶりにカナダとアメリカに行ってきました。久しぶりのカナダ・バンクーバーでもあり、少しだけケン・シゲマツ先生とも知り合いになっていましたので、先生が牧会しておられますテンス教会の礼拝に出席しました。先生はお留守でしたが、奥様の早基子さんとお会いすることができ、嬉しいお交わりのひと時が与えられました。また、『霊性』を実践しておられる教会を目の当りにすることができ、感謝でした! ハレルヤ! | 2021-04-30 10:13:08[投稿番号:203] |
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