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<私塾:ワーダン・スピリットの会>

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「*」= 予定無し.
[更新]→New! 私塾:ワーダン・スピリットの申し込み案内:2024年春学期(4月~6月)の募集を始めました。

「私塾:ワーダン・スピリット(A Private School of Theology:Word &)」について(2023年5月)

*発足の経緯:2001年に「ワーダン・スピリットの会(W &S)」の活動を公にしましたが、それから22年になりま す。また、私自身の年齢も70代に入り、残された歩みについて考えるようになりました。残された歩みが、あと1年 か、3年か、5年か、全く分かりませんが、この会を最終的にまとめる時期が来たことを感じるようになり、これから のことについて祈って来ました。 このような中で、東海聖書神学塾(約25年)とキリスト聖書学園(約15年)の奉仕を辞め、ワーダン・スピリッ トの会の最終ゴールとして「私塾」を始めることにしました。何年つづけられるか分かりません(ヤコブ4:15)。た だ神様のお許しと導きの中で、これまでの牧会奉仕(約45年)と神学校での経験を生かしながら、ズームを使って(時 に、対面も)、聖書から共に教えられていきたいと願っています。 今から 53 年前に、神様は「人間をとる漁師にする」(マタイ4:19、マルコ1:17)と言われ、従いました。最 後まで「人間をとる漁師」のままですが、合せて(狭い意味でも広い意味でも)「人間をとる漁師」として歩もうとして おられる、またすでに歩んでおられる兄姉のお手伝いになることが少しでもできましたら感謝です。私も、たくさんの 兄姉からの支えと励ましをいただいて、ここまで来ることができました。(「狭い意味」とはフルタイムの奉仕者のこと、 「広い意味」とはすべての信者のこと、です)

*基本方針:この私塾は、主にある兄弟姉妹の「三つの献身」(下記で説明)を少しでも励まし、深め、広げ、刷新して 行く「広場」になればと考えています。また、この中から、直接献身(フルタイムの奉仕者)に導かれる兄姉が起こさ れましたら、これまでお交わりをいただいています、「東海聖書神学塾、キリスト聖書学園、聖書宣教会、聖契神学校、 北海道聖書学院」などに、喜んで紹介させていただきたいと考えています。「神様の畑、神様の建物」が分裂したり、こ れを分裂させるなら意味がありません。「成長させてくださる神様」にあって「一つ」であることを大切にしながら、神 様にある諸教会に仕えさせていただきたいと願っています(1コリント3:6-9)。

*神学的立場や方向性:福音主義と言えば、「聖書の最高権威性、イエス・キリストの尊厳性、聖霊の主権性、個人的回 心の必要性、伝道活動の優先性、キリスト者共同体の重要性」(A.マクグラス『キリスト教の将来と福音主義』)などを 挙げることができますが、これらに基づく「福音的な超教派性」と「福音の中心性」(『福音主義神学37「霊性」』を強 調します。その他の信仰告白につきましては、「ワーダン・スピリットの会」HPの「会の方針」をお読みください。 また、私塾の名称「ワーダン・スピリット」にありますように、「健全な聖書解釈とこれに基づいた聖霊論」を二つの 柱として、これを大切にし、また求めていきたいと考えています。

*入塾条件:三つあります。第一は、三つの献身の重要性を認め、三つの献身をしておられる兄姉でしたら、どなたでも 入塾できます(R.オートランド著『神・教会・社会への献身』参照)。三つの献身とは、神様に対する献身(マルコ12: 29-30、ルカ9:23、エペソ5:18、ガラテヤ5:16)、教会とその交わりに対する献身(マルコ12:31、ヨハ ネ13:34、ガラテヤ6:2、エペソ4:1‐3)、この世界・社会に対する献身(マルコ12:31、ヨハネ20:21、 マタイ 28:18‐20)のことです。もちろん、この献身を測定する「物差し」はありませんので、この三つの献身の 重要性を認め、実際に神様の前にこの献身を表明された兄姉ということになります。私たちは、献身についても、繰り 返し失敗しやすい者たちですが、それでも、諦めずに、居直らずに、自惚れずに、日々献身を新しくしていくことを強 調したいと思います。第二は、自分が属している教会のリーダー(牧師、または役員会)の許可をもらって下さい。第 二の献身としてこれが必要です。第三は、上記の基本方針、神学的立場や方向性をご理解ください。よろしくお願いい たします。

*その他の重要事項:
  • *第一に、以下のクラスのための受講料はありません!無料です!…ただし、参考書代などは購入していただく ことになります。また、入塾(クラス)に際して、感謝として、重荷をもっておられるパラチャーチに献金されることをおすすめします。
  • *第二に、クラスでの学びが完了しても、単位、修了証書、卒業証書はありません!…あなた自身が証書です。
  • *第三に、クラスは、例外を除いて、3名以上で成立しますが、可能な時間帯から選んでいただくことになります。 都合の良さそうな時間帯をできるだけ多く選んでください(重複選択はOKです)。なお、詳細は、別項のカレンダーで確認してください:火曜日午前から夜までと木曜日夜。
  • *第四に、クラスの内容は、これまで神学校で教えてきた内容に準じたものになりますが、同時に、できるかぎり 参加される兄姉の必要に合せていきたいと思います。
  • *第五に、一回のクラス時間は、100分を考えています。つまり、1学期は100分×10回になります(一年に、4学期あることになります)。また、クラスによっては、1学期ではなく2学期になる場合もあります。
  • *第六に、ほとんどのクラスは、ズームで行いますが、対面の交わりも必要なので、一学期に1~2回、祝日など を使って対面のクラス(または交わり)を考えています。この場合、食事代(実費)と会場費(教会へ)が必要になります。
  • *第七に、受講可能なクラスは次の通りです。例外を除いて、最大で2クラスまで受講できます。 聖書解釈(①旧約、②新約)、③聖霊論1、④霊性、ヘブル語(⑤文法、⑥講読)、⑦旧約の釈義から説教、 ギリシャ語(⑧文法、⑨講読)、⑩新約の釈義から説教、⑪終末論、⑫牧会論、⑬旧約小預言書概論、 ⑭各書(ヘブル語、ギリシャ語なし):伝道者の書、ルカの福音書、ヨハネの福音書、使徒の働き、パウロ書簡、 黙示録など。⑮各書(ヘブル語、ギリシャ語あり):ヨナ書、ルツ記、伝道者の書、ヨハネの福音書、使徒の働き、パウロ書簡、黙示録など(他に追加するかもしれません)、⑯聖霊論2。特に⑫⑮については、牧師先生たちとの交わりの学び会になる可能性があります。
  • *第八に、申し込み方法は、カレンダーを見て、時間がとれそうな時間帯に、例えば、火曜日午前①とか、 木曜日の夜③とか、書いて申し込んでいただきたいと思います。なお、時間帯の詳細は、後ほどお知らせいたします。三人以上そろった時点で、クラスは成立します。申込期限は6月25日です。
  • *第九に、「私塾:ワーダン・スピリット(W &S)」は、7月第一週からスタートする予定です。よろしくお願いいたします。秋学期は、7月初めから9月末までになります。
  • *その他の連絡事項に関しては、HPの「私塾:ワーダン・スピリット」をチェックしていただけますと、最新情報を見ることができます。また、さらに何か質問などがありましたら、メールでお尋ねください。 wordanspirit@nifty.comまで、お願いいたします(渡辺睦夫)。

*塾長のプロフィール:
渡辺(邊)睦夫(Watanabe Mutsuo)
1952年岐阜県に生まれる。東洋大学、聖書神学舎(現在の聖書宣教会)卒業。岐阜県の揖斐・北方キリスト教会で11年間牧会後、カナ ダに留学。 リージェント・カレッジ(Regent College)で神学修士号(Th.M)、米国トリニティ神学校・国際大学(Trinity International University)で牧会学博士号(D.Min)を取得。カナダのMegumi Baptist Churchで6年間、岩倉キリスト教会(同盟福音基督教会)で23 年間牧会し、現在は、稲沢キリスト教会(同教団)で奉仕している。また、東海聖書神学塾(約25年)とキリスト聖書学園(CBS、約15 年)で、ギリシャ語、ヘブル語、釈義、聖霊論、終末論、霊性などを教えて来たが、今春から私塾を始めている。『聖書神学事典』の「聖霊」 などを執筆。他の著書に『ジャンルを大切にして聖書を読む』、訳書に『使徒の働き解釈学(Interpreting the Book of Acts)』がある。妻 と四人の子ども(うち一人は召天)がいる。「ワーダン・スピリットの会」主宰(https://www.wordanspirit.jp/)。

2023年5月
ワーダン・スピリットの会 主宰
渡辺 睦夫(稲沢キリスト教会牧師)