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  ワーダン・スピリットの会(Word& Spirit[略:W&S])の説明とご案内

初めに:

前回の挨拶文から 3 年半が経ちました。この間はほとんど「コロナ禍」で、今までに経験したことのないような大きな問題に直面しました。それは、新しい教会に移って3年目を迎えようとしていた時で、教会の兄弟姉妹との交わりも深められ、期待をもって新年度計画を準備していた矢先のことでした。どちらかと言いますと、私の伝道牧会は、「交わりや霊性」を強調するタイプでしたので、その後の「コロナ禍」の 3 年間は、非常に苦しい、厳しい状況になってしまいました。
ワーダン・スピリット会の活動に関して、特別なことができたわけではありませんが、神学校において、聖霊論や霊性のクラスの担当を続けさせていただきました。大部分は、ズームを使ってのクラスとなりましたが、このおかげで、ズームの使い方に慣れることができました。またその中から、ズームを使っての「ワーダン・スピリットの会」の活動の可能性が生まれてきたと言えます。
この 3 月末で、二つの神学校(東海聖書神学塾、キリスト聖書学園)での奉仕を辞めさせていただき、4月から新たに、ズームを使っての「神学の私塾(A Private School of Theology):ワーダン・スピリット」を開塾することができました。現在、4つのクラス(聖書解釈①、終末論、霊性、聖霊論)と「若手?牧師会」をもっています。4 つのクラスで延べにして 24 人の兄姉が参加していて下さいます。「若手?牧師会」にも 9 人の牧師や伝道者の皆さんが参加していてくださいます。
最近の働きとして、約 20 年以上かかりましたが、Gordon D.Fee 著『God’s Empowering Presence』(約 950頁)を翻訳(主に、要約)することができました。興味のある方は、「会員資料室」をご利用ください。全体で、264000 字(『ジャンルを大切にして聖書を読む』で換算しますと約 280 頁相当)になりました。途中で止めようと思ったこともありましたが、本書の偉大さのゆえに、何人かの方々に助けていただき、本書の翻訳を最近終えることができました。大きな感謝とともにご報告させていただきます。謙遜ではなく、本当に拙い翻訳(要約)ですが、本書を通して少しでも、パウロの聖霊論、聖書の聖霊論をより多くの方々にお分かちできれば幸いです。
また、2022 年 1 月号から『舟の右側』で、「ちょうどいいかげんな聖霊神学と聖霊運動を求めて」というテーマで連載させていただいております。こちらも、どうぞお読みください。感謝いたします。
すべてのことにおいて、神様のみ名が崇められますように(2023 年 5 月)

主宰:渡辺睦夫